トーチ通信#9:社内のテキストコミュニケーションにおいて心理的安全性を確保するには?
Slackの活用事例から、社員の心理的安全性を確保しながらテキストコミュニケーションを活性化させる施策を調べました✍️
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今回は「社内のテキストコミュニケーションにおいて心理的安全性をどのように確保するか?」をテーマに、Slackの活用事例をリサーチしました。
コロナ禍以降、リモートワークやハイブリッドワークの進展によって働き方が変化する中、コミュニケーション機会の減少という課題が出てきています。
業務に関わる/関わらないコミュニケーションを両立しながら社内のコミュニケーションを活性化することができるツールとして、Slackがあります。
しかしSlackの活用によってコミュニケーションが活性化すると言われている一方で、社員の心理的安全性が脅かされているという声もあります。
そこで今回は、心理的安全性を確保したテキストコミュニケーションを行うためのSlack運用の工夫について紹介します。
目次
テキストコミュニケーションにおける意識の醸成
オープンコミュニケーションを実現するための3つの施策
社長の振る舞い方
自由なチャンネルづくり
絵文字リアクション/カスタム絵文字の活用
まとめ
テキストコミュニケーションにおける意識の醸成
まず、Slackと相性の良いコミュニケーションの考え方として、「オープンコミュニケーション」があります。
下の画像で紹介している会社では、オープンコミュニケーションを実現するために、Slackを利用する上での考え方やルールが決められています。
オープンコミュニケーションを実現するための3つの施策
いくつかのSlackを活用している会社の事例から、オープンコミュニケーションを推進し、社内でのコミュニケーションを活発化させるための3つの施策が見られました。
一つ目は、Slackでの社長の振る舞い方です。普段は「トップ」として見られることの多い社長も、オープンコミュニケーション実現のためにSlackを活用していました。
Slackでの社長の振る舞いは、社員にとってどのような距離感であるとよいかという点を考えて実施されていました。
二つ目は、自由なチャンネルづくりです。
業務には関係ないようなトピックのコミュニケーションも許容することで、組織横断のテキストコミュニケーションが活性化されています。日本IBMでは、Slackでの雑談から企画が生まれてオンラインイベントが行われるなど、自由なコミュニケーションから会社の企画につながる事例もあります。
三つ目は、絵文字リアクション/カスタム絵文字の活用です。
株式会社マスヤグループでは、賞賛や応援につながるカスタム絵文字が使われるようになったことで、組織のメンバー間で「褒める」「盛り上げる」というポジティブな文化が生まれたそうです。
まとめ
今回調べてみて、オープンコミュニケーションを目指す中で、実際の活用の仕方には会社ごとの特色が出ていて面白いなと感じました!特に気になったのは、カスタム絵文字です。SmartHRのオープン社内報の中で何人かの社員さんに好きな絵文字を聞いているのですが、人によって使う絵文字に個性がありつつ、相手を気遣うものが多く、実際に絵文字がポジティブな雰囲気づくりに役立っているのだなと感じます。
ぜひみなさんの会社でのSlack活用のルールや、好きなカスタム絵文字など、コメントで教えてください🙌
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