トーチ通信#8:有料コミュニティにおける「お金をもらう意味」と「お金を払う意味」
今回のニュースレターでは実際に有料コミュニティに参加して、コミュニティ運営の実態と、参加者がコミュニティに求めているものを探りました!
こんにちは。「どこにいても、つくってゆかいに暮らす。」を掲げる株式会社トーチのニュースレターです。このニュースレターは、トーチのインターン生あさじまが、毎月第一火曜日の朝にメディアやローカルに関するトピックをお届けします。もしよければニュースレターのご登録お願いします!
今回のテーマは、「有料コミュニティ運用のポイント」です!前回は有料の海外のニュースレターについて調べましたが、今回は、有料ニュースレターがまだ定着していない日本において、有料コミュニティの実態はどうなっているのかについて調べてみました。
みなさんは何かお金を払って入っているコミュニティはありますか?私は、今回のテーマについてリサーチするまでは、「有料コミュニティ」と聞いてパッと思いつくものが堀江貴文さんやキングコング西野さんのオンラインサロンなどで、自分の中では「有名人が作る実態がよくわからない集まり」というイメージでした(古い)。
しかし昨今では、Twitterのサークル機能やnoteのメンバーシップ機能などが出てきて、一般の人もSNSで気軽にコミュニティを作ることができ、有料コミュニティの実態は年々変化しています。
今回のニュースレターでは、実際に有料コミュニティに参加してみて、どのように運営されているのか、そして参加者は何を求めてコミュニティに参加しているのかを調べてみました✍️
目次
🏃♂️参加してみたコミュニティ
🙋♀️コミュニティに参加している人の特徴
📝活用しているコミュニティツール
👨👩👧👦見られた交流
👩💻運営者の動き
✍️まとめ:有料の意味
🏃♂️参加してみたコミュニティ
今回は、①寄付型コミュニティ、②共通のテーマに関心を持つコミュニティ、③共通の趣味を持った人が集まるコミュニティという、3つの異なる特徴を持つ有料コミュニティに参加してみました。
※有料コミュニティのため、コミュニティ内の具体的な内容にはふれていません。そのため、少しわかりにくい書き方になっているかもしれませんが、ご了承ください。
🙋♀️コミュニティに参加している人の特徴
今回参加したコミュニティには、次のような特徴を持った参加者の方々がいました。
コミュニティの掲げる価値観に共感した人
共通のテーマについて話したい人
情報を得たい人
人脈を広げて自分の仕事につなげたい人
友達を作りたい人
①のコミュニティについては、「寄付型」という特徴もあり、価値観に共感して加入した人が多い印象でした。また②のコミュニティでは、共通のテーマについて話したい人や人脈を広げたい人、友達がほしい人など「ゆるめの集まり」を目標として掲げていることもあり、多様な目的を持つ人が集まっていました。③のコミュニティは、趣味の集まりであるため、よりコアな情報が欲しい、趣味のことについて話したい人が多く集まっていました。
📝活用しているツール
今回参加したコミュニティでは、slackやnoteのメンバーシップ内の掲示板を活用してメンバー間の交流を深めていました。私が感じたのは、noteの掲示板の使いづらさです。運営者が掲示板を投稿し、そこに参加者がコメントを残して交流するのですが、参加者のコメントは通知がこないため、自分から掲示板を見に行かないとコミュニティ内の動きがわからないという問題がありました。他のメンバーシップの運営者の中にも、同じく掲示板の活用方法を課題に捉えている方がいました。
👨👩👧👦見られた交流
slackや掲示板での文字上の交流
参加者のちょっとした呟きや悩みに対して、他の参加者が共感したりアドバイスしたりしている様子が見られ、そこからオンラインでお話会などの交流が始まることもありました。しかし中には、半年前に投稿が止まっているslack チャンネルもあり、文字だけでの交流の難しさが伺えます。
交流会の開催
どのコミュニティも、大体月に1回程度、オンラインで交流会を開催していました。私も実際に、とある交流会に参加してみたのですが、参加者みんなでこのコミュニティを作っていく雰囲気が心地よく、そして参加者がどんな人なのかがわかって安心感がありました。
また、対面でのイベントを定期的に開催しているコミュニティもあり、オンライン上には現れなくても、対面でのイベントには参加する人なども見受けられました。
オンライン上のコミュニティでは、どんな人が参加しているのかよくわからないため、オンラインでも対面でも顔を合わせて話せる場があることで、このコミュニティが安心できる場所だと実感し、参加者のモチベーション向上につながるのではないかと感じました。
👩💻運営者の動き
3つのコミュニティに共通していたのは、コミュニティに参加する上でのルールがあること、運営者が積極的に動いてメンバー間の交流を促していることです。
コミュニティによってルールの多さにはばらつきがありますが、基本的には「他の参加者が不快になるような言動は慎むこと」「なんでも気軽に投稿してください」などの安心できる場づくりのためのルールが設定されていました。
また運営者は、何気ない問いかけや共通のテーマに関する情報提供を定期的に行っていました。参加者発信の投げかけに対しても、運営者は必ず反応しています。
✍️まとめ
今回は有料コミュニティに参加した体験から、運営の実態と参加者が求めているものについて探りました。運営側がお金をもらう理由として、特典に対する対価と安心な場づくりの二つがあると考えられます。
コミュニティに参加した特典として、参加者限定の記事やイベント、ポスターなどの付録がついてくる場合もありました。①のコミュニティでは、寄付金によって書かれた記事をコミュニティ内に共有するなど、参加者側からすると自分たちが寄付したお金の使い道を知ることができるようになっています。
また、定期的な投稿や参加者の発信に対する反応など、安全・安心な交流ができるコミュニティを作るために稼動することもお金をもらう理由の一つであると考えられます。
一方、参加者がお金を払う理由としては、特典を得ること、共通点のある人たちとの交流を深めること、よりコアな情報を得ることなどが挙げられます。
こうした運営側と参加者側の需要と供給が重なり、特定のプラットフォーム上でより質の高いコミュニケーションが生まれていく。このコミュニケーションこそが、有料コミュニティの持つ価値であると感じました。
みなさんが有料コミュニティに参加したことで「お金を払ってよかった!」と思えた出来事や、コミュニティ運営について考えていることなどがあれば、ぜひコメントやメールの返信で教えてください!
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急に寒くなってきましたね☃️札幌の道路はツルツルに凍っていて、私は早くも今シーズン初転びを記録してしまいました❄️みなさんも体調には十分お気をつけください!来月もよろしくお願いします🙌