トーチ通信#3:スイーツアカウントの事例から見る、Instagramを運用する上で押さえておきたい基礎的なポイントとは?
こんにちは。「どこにいても、つくってゆかいに暮らす。」を掲げる株式会社トーチのニュースレターです。このニュースレターは、トーチのインターン生あさじまが、メディアやローカルに関するトピックをお届けします。もしよければニュースレターのご登録お願いします!
前回は、「ニュースレターの歴史と配信サービス」をテーマにお届けしました。今回は、前回とは打って変わって「スイーツアカウントの事例から見る、Instagramを運用する上で押さえておきたい基礎的なポイント」についてお届けします。
ついつい見てしまうスイーツ系の投稿ですが、フォロワー数の多いスイーツアカウントは、多くの人に見てもらうためにどのような工夫をおこなっているのでしょうか?
📱前提:Instagramのアルゴリズムを意識し、Instagramによる評価が伸びるような投稿をつくることが大事
https://service.plan-b.co.jp/blog/im/33703/ より
Instagramは頻繁にアルゴリズムを変更するため、時期によって数字の優先順位はかなり変わりますし、公式には発表されていませんが、上記のポイントとして挙げられた数字が伸びるとユーザーの画面に表示されやすくなる、と言われています。またリール機能やフィルター機能など、新しい機能を積極的に使う人も優遇されると言われています。できる限りInstagramが設定している数字を伸ばすように意識することが、多くのユーザーに届けるための第一歩となります。
また、投稿を見たユーザーの数を「リーチ」と呼び、リーチ数を見ることで、ある投稿に対して何人のユーザーが反応しているのかを知ることができます。このリーチ数を増やして多くの人に投稿を見てもらい、その投稿に対していいねや保存などのアクションを取ってもらうことでインスタのアルゴリズムが働き、再びリーチ数が増えるという循環ができます。
上記のような前提のもと、フォロワー数の多いスイーツアカウントが行なっている運用の工夫について、リーチ数を増やす工夫と、ユーザーのアクションを促す工夫の2つの観点からまとめました。
①リーチ数を増やす工夫:ハッシュタグの選定
規模の大・中・小ごとにバランス良く選定する
ハッシュタグには、多くのユーザーに投稿されているビッグキーワード(投稿数100万件以上)、そこそこの数が投稿されているミドルキーワード(投稿数1~10万件)、投稿数の少ないスモールキーワード(投稿数最大数千件)の3つがあります。検索結果のトップ投稿入りを目指す場合は、投稿数が1万件以上20万以下のハッシュタグを選ぶと入りやすくなる傾向があると言われています。また、コミュニティ形成を目的とした「コミュニティワード」というハッシュタグのキーワードもあります。「カフェ」の投稿を行う時のハッシュタグ例は下記のようになります。
ビッグワード:「#カフェ」
ミドルワード:「#恵比寿カフェ」
スモールワード:「#○○(具体的なカフェ名)」
コミュニティワード:「#カフェ部」「#カフェ好きと繋がりたい」
引用元:SMMLab「Instagramハッシュタグ攻略法。届く!成果を出す付け方とは」より
以上のようなキーワードのハッシュタグをバランスよく入れて投稿することが、リーチ数をあげるポイントです。
②ユーザーのアクションを促す工夫
ユーザーのアクションを促す工夫は、大きく「画像・動画を工夫する」「文章を工夫する」の2点が挙げられます。
●画像や動画を工夫し、ユーザーの目に留まるような投稿にする
上手に撮る必要はないが、美味しそうに華やかに撮っている
数万人〜数十万人のフォロワーがいるアカウントでも、ほとんどがスマホで撮ったと思われる写真・動画を使っています。写真をきれいに見せることは重要ですが、美味しそうに見せることはスマホ撮影でも十分に可能で、むしろ「自分も撮れるかも」と思わせることも重要なポイントです。
断面や全体像を映すことでより「美味しそう」に見せる
画像いっぱいにいちごサンドの断面が敷き詰められています。圧がすごいけど美味しそう。
画像:IDENTITY名古屋【グルメ】より
二つのものを並べて撮る
二つのものを並べて撮ることで、投稿の華やかさがアップします。
(画像:みつえ♡ 大阪 奈良 京都 神戸 カフェ巡りより)
動画の投稿があると、美味しそう度が増す
1つの投稿に10枚まで写真・動画を追加できますが、特にスイーツアカウントにおいては、2枚目などに動画を入れているものが多いです。またリール機能(少し長めの動画をあげられる機能)もできれば積極的に使うと、Instagramからの評価が上がりやすくなります。
𝙲𝙷𝙸𝙿𝙰𝚂𝙺 /福岡カフェ・福岡スイーツ・福岡ランチさんが紹介しているわらび餅のリール動画は、フォロワー数9.7万人に対して、なんと204.5万回(2022年6月現在)再生されています。カラフルなわらび餅を取り出す瞬間はついつい見入ってしまいます。
そのほかにも、あゆまっくす(ayumax) カフェ&パンケーキさんの、ふわふわのパンケーキにナイフを入れる瞬間の動画など、目に留まるかつ、食べたい!というイメージが湧くような動画が多く再生されています。
●投稿文を工夫し、メンション・いいね・保存・コメントを促す投稿にする
独自のハッシュタグで投稿を促し、反応(リポストやコメントなど)する
ただ促しているだけでは、特に最初はあまり投稿が増えないので、他のスイーツ関連アカウントなどを巻き込み、実際に投稿してくれる人を地道に増やしていくのも重要です。
コメントや保存を促すような文章を投稿し、コメントには反応する
投稿には、保存やコメントを促すような文章は次のようなものがありました。
「気になるお店があったら【保存】をして好きな時にチェック👌」
「食べたいと思ったら「😋」の絵文字をコメントしてみてね!」
→絵文字だとユーザーもコメントしやすい
店舗の詳細情報を投稿文に載せることで、保存を促す
下記のような店舗の詳細情報を、外部リンクに飛ばすのではなく投稿の本文中に記載することで、投稿が「保存」されやすくなり、投稿のビュー数の増加やフォロワー数の増加、シェア等が期待できます。
所在地、営業時間、定休日、 最寄り駅、商品の価格など(画像:名古屋カフェ巡り【公式】より)
スイーツアカウント以外では、保存が伸びるコンテンツとして、時事性の高いものや情報量が多いものなどが挙げられていました。後で見返したくなるような投稿をすることが保存数を増やすポイントになりそうです。
今回のまとめ
今回は、Instagramで人気のスイーツアカウントに関する話題をお届けしました。見てるだけで甘いものが食べたくなってきますね…!
Instagramの評価が伸びるような投稿をすることが大切という前提のもと、人気のスイーツアカウントでは、より多くの人に投稿を見てもらうために以下のような工夫をおこなっていることがわかりました。
①ハッシュタグにするキーワードの投稿数の大・中・小をバランスよく選定し、リーチ数を増やす
②ユーザーの目に留まるような画像や動画の工夫をしたり、メンション・いいね・保存・コメントを促す投稿文を載せたりすることで、ユーザーのアクションを促す。
私はどうしても「いいね」数を気にしてしまうのですが、保存数やコメント数を増やすことも意識すると、アカウントの工夫の幅が広がりますね。皆さんがインスタの投稿で意識していることなどあればぜひぜひ教えてください!🙇♂️
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次回予告
次回は「クリエイターが集まるコミュニティとは?」をテーマにお届けします!お楽しみに!
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